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音速
音速(伝播速度)とは
例えば超音波の伝播は、生体組織の微小粒子が進行方向に一致して振動することにより形成される。極限られた時間の中では、振動する微小粒子に密になる部分と疎になる部分ができ、この粗密状態の進行速度を音速(sound velocity)と呼ぶ。同じような言葉に粒子速度(particle velocity)があるが、これは微小粒子自身の振動速度であり音速とは異なる。

上記関係式より、音速は体積弾性率が大きく(硬い)、密度が小さい程速くなる。生体軟部組織は水の音速に極めて近いとされるが、水そのものの音速はその温度により変化する。
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水温〔℃〕 |
音速〔m/s〕 |
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20 |
1,483 |
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35 |
1,520 |
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37 |
1,530 |
超音波診断装置は、音速をある一定の値(1,530m/s JIS規格)として画像を作っている関係で、音速が異なる組織や発熱時では、描出される画像や距離方向の計測値に歪みや誤差を生ずる可能性がある。
音速と波長
超音波が音速の異なる媒質を伝播する時、その波長は音速によって変化する。

周波数はドプラー効果以外では不変であることから、波長の大きさは媒質となる物質の固有音速で決定される。
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