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音響インピーダンス
超音波が伝播する上で、生体組織の微小粒子が粗密な変化をきたす場合、各々のポイントの圧力は下がったり上がったりする。この音圧の差(大気圧からの圧力変動分)を音圧(sound pressure)と呼ぶ。単位〔Pa〕パスカル(1Pa=105N/m2)。この音圧に対する粒子速度の比を音響インピーダンス(音響特性インピーダンス・固有音響インピーダンス)といい、Zで表す。単位〔Pa・s/m〕。特に平面波の場合の音響インピーダンスは、媒質の密度と音速の積により決定される。単位〔kg/m2・s〕
音速と密度が大きいと音響インピーダンスが大きくなる。Bモードは反射強度を輝度変調した表示法であり、媒質中の音響インピーダンスの異なる境界面でおきる反射の強さを、モニター画面に輝度の大小として表示している。
生体の音速と音響インピーダンス

生体軟部組織を基準とした場合、空気(肺・腸管ガス)や頭蓋骨(骨・一部の結石)は、音響インピーダンスが大きく異なるため、伝播する超音波がその境界面で殆ど反射し、強いエコーを発生することが解る。
スペックルパターン(スッペクルノイズ)
肝実質エコーと称される小さな反射エコーの集合体は、肝細胞の一つ一つを反映している訳ではない。送信される超音波波長に比べ遥かに小さな反射体が密集している場合、反射波や散乱波(レイリー散乱)が干渉し合い点状のエコーを発生させる、言わばアーチファクトである。送信波長を一定にした場合、疾患の程度により反射体の大きさが変わることによってスペックルパターンの大きさは変化し、疾患を特定する指標になる。送信波長を変えた場合(高周波プローブを使う)でも、スペックルパターンの大きさは変化する。
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